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自民党最大の支援団体は創価学会 東郷 秀憲
平成26年5月30日
衆議院で過半数を有し参議院でも過半数近く(7人足らないだけで公明党以外を取り込み過半数を確保する事も可能)を有している自民党がなぜここまで公明党に配慮せざるをえないのか。中国に近い公明党は中国政府の意向を受けているのか、集団的自衛権の議論において日本の前進にブレーキをかけているように思えます。
理由は、選挙の際に公明党最大の支持母体である創価学会にお世話になっているからです。そして、学会票がなければ小選挙区で勝てなかった自民党代議士は実に多い。特に、小選挙区制度は小政党では小選挙区では勝てないので2大政党になります。自民党と民主党がそうでしたね。創価学会票は、大雑把に言うと小選挙区に3万票前後ありますから学会が支持した側が当選することになります。
すなわち、日本の政治を左右するキャスティングボードは創価学会が握っていると言っても過言ではないという事です。
自民党最大の支援団体は、日本医師会でも農協でも日本遺族会でもなく創価学会という事になります。自民党を支持する事は、創価学会を間接的に支持する事に近いという事です。
国民には、一宗教法人(創価学会)がコントロールしている政党ではない真の国民政党が必要だと思います。
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引用記事:
安保与党協議 「公明ペース」焦る自民 事例集の配慮通じず、遅延戦術はまる
自民、公明両党が27日開いた「安全保障法制整備に関する与党協議会」(座長・高村正彦自民党副総裁)の第2回会合は終始「公明党ペース」だった。集団的自衛権行使容認の結論を先送りしたい公明党は、政府側に細かく疑問をぶつけるなど「遅延戦術」を徹底。今国会中に行使を容認する憲法解釈変更の閣議決定を目指す自民党側は焦りを募らせている。(平成26年5月28日 産経新聞)
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文筆:東郷秀憲(東郷秀憲の国益コラム)