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国会議員定数削減を反古にした安倍総理、国民は真の国民政党を待望している 東郷 秀憲

平成26年5月29日

 野田佳彦総理(当時)は、鳩山由起夫、菅直人の負の遺産に埋没しましたが、日本国家にとっては悪夢であった民主党政権下では一番仕事をした総理であったように思います。
 2年前に行われた討論の動画を改めて拝見すると、消費税が上がる前に国会議員が自ら身を切る定数是正を実現する事について約束するよう野田総理は迫り、安倍党首は話をそらしました。その後、自民党は選挙で圧勝したにもかかわらず、国会議員の定数是正は実現しておりません。
 そして1年程前にも、立場が逆転した安倍総理と野田民主党最高顧問が国会で論戦していますが、議員定数削減の話について安倍総理は結局逃げました。

 私は、何度もここに書いてますが安倍内閣を評価しております。しかし、安倍内閣では絶対にできない事があるのです。自民党は、選挙で大勝したら野党時代に主張していた公約はふっとびました。特に、自分の首をしめる事になる議員定数是正については放置状態です。野党時代の自民党は大変謙虚で国民政党でありましたが、政権に返り咲いたらかつての傲慢な政党に戻ってしまいました。
 維新の会の維新政治塾塾生であった際に学んだ維新八策に書かれていた統治機構改革や既得権益打破、地方分権、道州制、歳入庁、抜本的な年金改革は必要であると思っています。それゆえ、日本維新の会が分党して所属議員の数が大幅に減少した事が残念でなりません。
 石原慎太郎さんの記者会見を拝聴しました。石原さんは、国会議員を辞職した経緯、その後東京都知事になって気付いたという、この国を支配する中央官僚群の弊害の大きさをこのままにしていたら亡国にいたるとの信念で国会に戻ったという主旨の発言をされていました。なぜ、この点だけで結束できないのでしょうか。その事が残念でなりません。石原さんの主張は大いに共感できます。しかし、現行の選挙制度下では純化路線を貫いても力になりえません。すなわち、石原さんの主張が何一つ実現できません。おそらく石原さんは同志の皆さんと共に集団的自衛権の議論を利用して自民党に対して自公連立解消を仕掛けて行くのではないかと思います。そこに、みんなの党の一部ものるのではないでしょうか。次期衆議院選挙までに与党入りも視野に入ってくるでしょう。私は、それはそれで国益だと思っています。ま、公明党はしたたかなので簡単ではないでしょうが・・
 それでは橋下さんと共に歩む政党はどうすべきか。私は、初心に戻り、”新”維新八策を策定して自民党が絶対にできない事を主張する真の国民政党を目指すべきであると思っています。政党名は現状がベストだと思っていますが、仮に、党名を変更せざるをえないとしたら、「日本国民党」が良いと思います。既得権益者の為の日本から日本国民の為の真の国民政党の誕生です。これこそ、自民党との対立軸です。自民党と日本国民党の二大政党こそ国益です。引用の映像で党首同士が白熱の議論を展開しております。理由は、当時は二大政党であったからです。それゆえ、国民目線で政治をしないと次の選挙で議席を失うという危機感がありました。
 現状はいかがですか。自民党一人勝ち。決して現状の政党議席数バランスは国益ではありません。日本には健全な野党が必要なのです。

 既得権益政党=自民党
 真の国民政党=日本国民党


いかがでしょうか。
 日本国民党の政策ブレーンには、大前研一さんや鈴木亘さんが望ましいと思っています。大前さんは日本の宝だと思っています。また、鈴木亘さんについては、維新塾々生をしていた際に受けた講義の中で一番説得力があり感銘を受けました。社会保障問題(実質破綻している)を逃げずに正面から挑む事は、新党の存在理由です。それゆえ、鈴木亘さんは必要だと思います。
 さて、引用の映像をリアルタイムで見ていた時、衆議院選挙の公認公募に手をあげていた自分の存在がありました。燃えていました。書類選考は通過したものの力不足でした。
 真の国民政党誕生の暁には自分も役割を演じたいと思っています。
__________________
引用記事:
党首討論 野田佳彦 vs 安倍晋三 平成24年11月14日


衆議院本会議質疑 野田佳彦 vs 安倍晋三 平成25年6月24日


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文筆:東郷秀憲(東郷秀憲の国益コラム


 
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