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台湾映画「KANO」歴代No1の興行成績か 東郷 秀憲
平成26年3月4日
2/27に台湾で上映が開始された「KANO」。引用の記事によると台湾映画歴代興行収入NO1の「海角7号 君想う、国境の南」をぬく勢いだとか。台北西門町(台湾には町という行政単位はない、日本時代の名残)の映画館では入れない観客が外で列んだという。
この映画は、題材が素晴らしい。昭和6年(1931)に台湾の嘉儀農林学校が甲子園大会に出場して準優勝した実話が描かれている。このチームは、日本人、台湾人、蛮人(高砂族)の混成チームで日本人が監督。
大日本帝國時代を肯定的に描いていることで台湾に住む一部の外省人(中国から戦後渡って来た中国人)からは反発も上がっているというが、圧倒的評価であるという。因みに、ヤフー台湾の評価では何と4.9点(5.0満点)というから凄い。
映画の殆どの台詞が日本語というのも嬉しい。全篇日本語の映画で日本統治時代を肯定的に描いた映画が台湾で興行収入No1になる勢いなのが素直に嬉しい。流石は、親日国台湾である。
同じく日本の植民地であった韓国とはえらい違いである。韓国では日本統治時代は良かった、住みやすかったと本音を語った韓国人の老人が若者に殺されるという痛ましい事件が起こっている。ま、韓国の事はやめておこう。
残念な事に「KANO」の日本での一般上映が決まっていない。現時点では、今週末7日に大阪で開催されるアジアン映画祭だけである。僕の友人も観たい人が沢山いるのだけど、早く朗報を待っている。
大阪アジアン映画祭オープニング作品「KANO」
http://www.oaff.jp/2014/ja/program/lineup/s01.html
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引用記事:
永瀬正敏主演の台湾映画「KANO」最高興収超も
俳優の永瀬正敏(47)が主演した台湾映画「KANO」(マー・ジーシアン監督)が2月27日の公開から3日間で4000万台湾元(約1億3365万円)を突破したことが3日、分かった。
永瀬の所属事務所に入った連絡によると、劇場は大入りで、08年公開の「海角七号 君想う、国境の南」が持つ台湾映画の最高興収5億3000万台湾元を超える勢いという。台北では1日から永瀬の写真展も開催されている。(平成26年3月4日 スポーツ報知)
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文筆:東郷秀憲(東郷秀憲の国益コラム)