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映画「KANO」の台湾での成功は日台同盟への道 東郷 秀憲
平成26年2月28日
先に紹介させていただいた第9回大阪アジアン映画祭のオープニング映画「KANO」がついに本日台湾で上映されました。
残念ながら台湾まで観に行けないのですが、海外初上映の3/7までの辛抱です。この映画の台湾上映日が2月28日の前日というところが実に興味深いです。2月28日は、終戦直後に起きた中国人(蒋介石の国民党軍)が台湾人(当時は日本国籍)を3万人近く虐殺した228事件の日だからです。
先日、台湾で先行上映会が開催されました。主催したのが民進党の謝長廷氏。彼は2008年に台湾総統選挙に出馬した人です。選挙戦の彼のスローガンは「台湾維新」なんですね。維新という言葉は台湾にはないので日本語なんです。明治維新に学びたいとの事でした。それほど、日本を愛しておりました。実は、彼は李登輝総統と同じく京都大学留学組。実は私、選挙前に京都大学で行われた講演会にも参加させていただきました。
3/7のゲストは、監督:マー・ジーシアン、プロデューサー:ウェイ・ダーション(海角7号、セデックバレの監督)、出演:永瀬正敏、坂井真紀
他とあります。チケットは既に完売してます。発売日にチケットおさえて良かったです。以下のアドレスより最新の予告編が見れます。日本統治時代を描いているので台湾映画なのに殆どが日本語です。WBCで見せた日本と台湾の友情物語を思い出します。楽しみです。
大阪アジアン映画祭オープニング作品「KANO」
http://www.oaff.jp/2014/ja/program/lineup/s01.html
「KANO」正式予告
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文筆:東郷秀憲(東郷秀憲の国益コラム)